実践ブラッシュアップ講座「話し方上級講座」を開講しました

基礎講座に続いて開講された上級講座、受講者10人と参加人数を絞り、3時間半。
演習を中心に、一人一人じっくりと「話し方」について学びました。

講座の内容を簡単にご紹介します。

話すことの基本を復習する

まずは、基本となる「発声の練習」から。
相手の耳に入る
胸に響く
頭に残る
そんな“容量のある声”を作るために腹式呼吸を練習しました。

 日本語の発音の基本を見直す

次に日本語の特徴である、鼻濁音、無声化、そして全ての基本になる50音の練習です。


表現力を増すために

続いては、原稿を読む練習です。
文章を読む事は、すべてのしゃべりの基本になること。
今回チャレンジした原稿は料理の手順を書いた簡単な文章ですが、音だけで理解してもらえるように読むのは意外と難しいものです。
お腹から、まっすぐに声を出し、わかりやすく読む。
それが、フリートークの上達にも繋がります。

「声が出ていない」
「まっすぐに声を出していない」
「語尾が伸びる」
「言葉の区切りが適切でないため、意味がよく伝わらない」

等など、一人一人に講師から厳しい指摘がありました。


話し方のポイント
表現力アップ為の具体的な手段

 フリートークのビデオ収録を前に、魅力的な話し方をするために必要な表現力を増す為のポイントや具体的な手段について学びました。

そしていよいよ2分間スピーチへ
講師から提示された3つのテーマから、1つを選んで、一人一人が2分間のスピーチを行い、ビデオに収録して、自らも確認するとともに講師のアドバイスを受けます。
自分のしゃべりの長所、短所は意外にも気づいていないことが多いようです。

・話し始めはどうしても声が出にくいので、その対処法について
・声のトーンが低い場合は・・・
・途中で間違いに気づいたら・・・
・早口になってしまう時はどうすれば良いか・・・
・怖そうに見えてしまうのを改善するために
・時間が足りない、または余る時はどうするか
・敬語はどの程度使えばいいか
・ジェスチャーは必要?不必要?

様々な課題が挙げられ、その解決のためのアドバイスもいただききました。

いつも溌溂としていて、パワフルな石川先生。具体的な例を上げて、時に厳しく、時にユーモアも交えて講座を進めて下さいました。

007

話し方の上達には、日々の努力が欠かせません。
伝わりやすい話し方は、一朝一夕では身に付くものではありませんが、受講者の皆さまが今日受けたアドバイスを活かして、これからも努力を続けてくださるようお祈りしています。

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NPO法人 日本マナー・プロトコール協会

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